感染対策として必須
診療やケアの現場では感染対策として手袋の着用が必須となっており、院内感染対策として、厚生労働省は標準予防策及び感染経路別予防策に基づき、手袋を含む個人防護具の適切な使用が推奨されています。
手袋の供給が途絶え可能性はある
2020年に発生したCOVID-19 におけるパンデミックにより使い捨て手袋の世界的な需要が高まり、手袋が供給しきれない状況があったのは記憶に新しいと思います。
使い捨て手袋の世界的な需要は今後も増える見込みで、またパンデミックが起きればCOVID-19のパンデミック以上に、使い捨て手袋の供給が止まる可能性は低くありません。
パンデミックのような非常時に使い捨て手袋の供給が停止しても、対応できる体制を整えておく必要はあります。
医療現場で手袋を使う場面
① 血液や体液、粘膜、傷のある皮膚やその他の感染性のある物質に直接触れることが予想されるとき
② 便または尿失禁のある患者などの汚染されている可能性のある皮膚との接触が予想されるとき
③ 汚染しているまたは汚染が疑われる患者ケアの器具、環境表面に触れるとき
④ 接触感染によって伝播する病原体を保有する患者のケアを行うとき
1 手袋は、病室に入室するときに装着
2 患者に触れるとき
3 患者周辺の環境表面や医療機器、ベッドレールなどの物品に触れるとき
手袋を交換するタイミング
① 患者ごと
② 同じ患者でも会陰部など汚染した体部位から顔などの清潔な体部位へ手を移動させるとき
③ 汚染したとき
④ 破損やバリア機能が損なわれたとき医療現場では手術や検査など高度な感染予防が必要な場面で使われてる
使い捨て手袋の利用頻度は高い
医療現場では使い捨て手袋を使用する頻度が高く、しかも感染に気を付けて手袋を使用する必要があります。
特に手術や検査など高度な感染予防が必要な場面では、滅菌済み手袋が使われております。滅菌済み使い捨て手袋は滅菌状態を維持するために、袋に入っていて手袋を装着時に極力手指を触れずに装着する事が求められます。
そのためコストが高く装着に手間がかかってしまい、通常の診察などで滅菌済の使い捨て手袋が使用さることはほとんどありません。
手袋の再利用は怖い
COVID-19 のパンデミック時には手袋を洗ったり、消毒して使いまわし、長時間装着し続けた医療機関は少なくないと思います。もしもまたパンデミックが起きてしまったら・・・
しかし、使い捨て手袋を洗って消毒しても微生物が確実に除去されることはありません。また、長時間装着し続けたことで手指消毒が行えなず、自分の目鼻口に触れることにより感染リスクが高まりますし、患者など第三者に接触した際に感染リスクが生じることが懸念されます。
感染対策はコストがかかる
医療従事者を守り患者を守るためには感染対策は大切です。しかし、感染対策にはコストがかかります。
当社の手袋除菌装置ソルパットシリーズであれば、紫外線による殺菌で使い捨て手袋の感染リスクを低下、手袋の使用時間を増やすことで使い捨て手袋のコストを削減、パンデミックなどの非常時に手袋の供給が止まっても使い捨て手袋の衛生を保ちます。