FAQ(よくある質問)
FAQ
(よくある質問)
手袋除菌ソルパットに関するFAQ
人の手を介した二次汚染を防止する為、手袋をはめたまま、その表面に対し紫外線除菌を短時間で行うドライ除菌方法です。
手洗いは食品衛生管理の基本となりますので従来通り手洗いは必要です。
- ノロウイルスに対する効果が顕著。
- 残留物が無い、ほとんどのウイルス、菌に対応できる。
- 短時間でウイルス、菌の清浄化ができる。
- 作業者別に除菌記録が残る(アドバンスタイプ)。
- 室内空間の除菌
- 器具・容器・包装資材・設備の除菌・・・まな板、包丁、ビン、キャップ、シート、コンベア装置など
- 包装前の食品の除菌、透過フィルムによる包装後の除菌
- 原料水の除菌・・・醸造用水、食品加工用水、糖液、製氷水など
- 洗浄水の除菌・・・容器、原料水、機械の洗浄など/li>
- 排水の除菌
- 貯蔵設備の除菌と防カビ
『手袋をはめたままで除菌する』専用の装置は他にありません。
二次汚染防止の為に、手袋を装着されている業種・業態全てに向いています。
素手への直接照射はできません。
新品の手袋であっても、「滅菌手袋」以外はウイルス・菌の付着を否定できません。(弊社にてテスト済)また、開封した手袋の保管方法次第で汚染の可能性も高まります。
新品の手袋であってもソルパットによる除菌を行ってから食品に触れるようにしてください。
手袋除菌システムソルパットで使用できる手袋の材質は「二トリル製」、「ラテックス製」の手袋となります。
これらの手袋であれば、紫外線(波長254nm)を99.9%以上遮蔽することができます。
ソルパット導入の前にお使いの手袋の紫外線遮蔽効果を測定しますので、代理店又は弊社にご連絡をお願いいたします。
弊社で行った耐久テストで手袋の紫外線遮蔽効果に変わりないことを確認しています。
「二トリル・ラテックス」以外の手袋を使用される場合は、下に「二トリル・ラテックス製」の手袋をはめる、「二重使い」でご使用ください。
空気除菌装置ソルパットに関するFAQ
紫外線は、大きく分類すると「UVA」「UVB」「UVC」の3種類があります。その中で「UVC」は200~280nmの短波長紫外線で、オゾン層によって吸収され、通常は地表には到達しませんが、生物に対する破壊力は最も強い紫外線です。
「紫外線C波」は微生物のDNA、RNA細胞を破壊し、不活性化させます。薬品のように耐性菌は生まれません。
紫外線照射は装置内部で完結しますので、有人環境下で安心して御使用頂けます。
ファンで強制的に空気を吸入し「紫外線C波」により空気除菌を行うので、空気感染対策に有効です。
ウイルス・菌を空間上部で紫外線処理することの有効性は、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)より『医療環境における結核菌の伝播予防のためのCDCガイドライン』として示されています。
※MCメディカ出版『満田年宏:訳・著-Ⅳ空気清浄法-2.紫外線殺菌(UVGI)170P
強い衝撃が加わってもガラス片が飛び散らない加工がされた安全なランプです。平時においては装置の蓋が開くことはありませんが、地震発生などに備え飛散防止ランプの選択をお勧めしております。
効率的な結果を得るためには、可能な限りの連続運転が効果的です。
除菌の要である殺菌ランプの交換を年間2回行います。
同時にフィルター及び内部の清掃を行います。
(フィルターの埃が目立つ場合は、掃除機で埃を吸い取るなどの方法で埃を取り除いてください)
1日24時間作動で15円位です。(17円/kwhで計算)
一例として、汗によるニオイ発生の主な原因菌はマイクロコッカス属細菌であると解明されております。
このような菌由来による臭いは改善されますので、多くのお客様より臭いに関しても改善されたとの報告を頂いております。
医療機関・介護施設・スポーツジム・理美容施設・学校施設・飲食店・ホテル・宴会施設・オフィス・各種工場(更衣室・休憩室・食堂・事務所)などです。
ウイルスの構成要素にはDNAまたはRNAがあり、コロナウイルスはRNAウイルスに分類されます。
紫外線C波はRNAの核酸に作用し複製ができなくなり、ウイルスは不活化に至ります。
新型コロナウイルスの糞口感染に関する記事が幾つか発表されています。
ノロウイルスと同じく細心の注意を払う必要があります。
安全性に関するFAQ
手袋を透過する紫外線量は生活環境で測定される数値よりもはるかに低い値です。
ヒト細胞に関する安全性について神戸大学にて試験を行っております。
この衛生管理はあくまでも装着した手袋を除菌するもので、作業者の手に影響を与えるものではありません。
所定通りの方法でお使い頂ければ、紫外線を目で見る心配はありません。
食品衛生の観点からは、半袖の制服は問題があるかと思いますが(体毛落下・多汗症など)、仮に半袖の場合は、アームカバー(ポリエステル製など)を着用することで十分な遮光ができます。
ソルパットminiシリーズは飛散防止タイプのランプを使用しているので安全です。
ソルパット製品の仕組みについて
紫外線除菌は光が当たらなければ除菌できません。
指の間に光を当てるため手を広げます。
- 照射終了時に音が出てお知らせします。
- 視認ランプによる表示機能もあります。(アドバンスタイプ及びminiオプション)
遺伝情報をつかさどる核酸(DNAまたはRNA)は、UVが照射されると光を吸収し、一部のピリミジンが二量体を形成、新陳代謝に支障を来たし死に至ります。
核酸は全ての菌・ウイルスに存在します。
除菌に一番有効な波長(ピーク)は260nm付近です。
ウイルス・菌により、必要な紫外線照射量は異なります。
手袋除菌システムソルパットは、ピークに近い254nmの紫外線を発光する「低圧水銀ランプ」を使用しています。
日本食品分析センターによる殺菌効果試験・ウイルス不活化試験及び当社による食品製造現場での寒天培地を用いた除菌効果試験により実証しました。
手袋除菌システムソルパットは、下記の除菌(殺菌)方法に記したデメリットがありません。
機能水(強/弱酸性電解水・微酸性電解水)
- ソルパット5秒間と同等の効果を得るには、データ的にほとんどが30秒以上の接触を必用とする。
- 有機物が多いと除菌力は著しく低下するので流水対応が条件となる。
- 微酸性電解水はpHによっては除菌効果が薄れる。
高温殺菌(熱殺菌)
- 煮沸殺菌や熱殺菌では耐熱菌に対して適正ではない。
- 殺菌に掛かるエネルギーコストが高い。
- 殺菌後冷却行程が必要になる。
- 熱により対象物を変化させることがある。
薬品殺菌
- 残留性があるため、二次洗浄の必要性がある
- 耐性菌を発生させる可能性がある。
- 変色や腐敗を進行させる場合もある。
- 薬品殺菌の場合、菌の種類により効果が違う。
- 次亜塩素などの薬品は低濃度のものを使用するか、二次処理が必要になる。
オゾン殺菌
- 高濃度の場合、人体に有害である。
- 低濃度の場合、長時間作用が必要である。
- 酸化作用により金属の腐食を起こす。
- 耐熱菌や真菌には長い時間が必要である。
- オゾン殺菌の場合は、設備費がかかる。
メンテナンスと導入に関するFAQ
ソルパットminiシリーズは正面にスリットが有り、ランプの点灯を確認できます。
始業時はランプの点灯確認を行ってください。
メーカー推奨は4ヶ月に1回の交換を推奨しております。
使用回数の少ない場合、交換サイクルをご提示いたします。
保守点検契約を別途ご用意しておりますので、お問い合わせください。
5年間のレンタル方式を扱っております(年間3回のフルメンテナンスを行います)ので、お問い合わせください。
多くの場合対応が可能です。個別に対応させて頂きます。
可能です。ご相談ください。
ICナンバー、スタッフ氏名、除菌日時、除菌動作の適否です。